妊婦さん歯科とは

「妊娠中」は、ホルモンバランスが通常とは異なり、「免疫力が低下」することから、歯や歯ぐきのトラブルも発生しやすいです。特に「進行しやすい」のが、「歯周病」です。歯周病は、知らず知らずのうちに進行し、症状が悪化すると、「早産」や「未熟児」出産になりやすいと言われています。また、歯周病は、「心筋梗塞」や「誤嚥性肺炎」なども引き起こしやすくなります。
それを予防するために、妊娠中に行う歯科治療を「妊婦さん歯科」(マタニティ歯科)と呼びます。
また、「出産後」は、「体力の回復」を図るとともに、「乳児の対応」に迫られるので、なかなか外に出にくくなります。そのため、妊娠中の「安定期(4か月~8か月)」に、歯周病の治療をして、進行させないように「歯のクリーニング」を「2週間ごと」できるといいですね。
妊婦さんの治療とは
『もし、妊娠中に歯の治療が必要になったら?』
このように、心配になることがあるかもしれません。
この時も、やはり、妊娠中の「安定期」に、「治療」を行います。
口の中に行う「部分的な麻酔」は、「胎児には影響がない」と言われていますので、「痛みが出そう」なときは、「麻酔を行って」治療をしていきます。